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頒布方法の概要

アプリの本番環境に向けた準備が整ったのであれば、ユーザーに頒布する前にいくつかのステップを踏む必要があります。

パッケージ化

Electron でアプリを頒布する際には、すべてのリソースとアセットを実行ファイルにパッケージし、その名称などを変更する必要があります。 これには Electron Forge のような専用ツールを利用するか、手動で行うかを選べます。 詳しい情報については アプリケーションのパッケージ チュートリアルをご参照ください。

コード署名

コード署名はセキュリティ技術のひとつで、アプリを作成したのがあなたであることを確実にするために使用します。 ユーザのオペレーティングシステムによるセキュリティチェックを招かぬように、アプリケーションには署名すべきです。

各オペレーティングシステムごとのコード署名プロセスについては、コード署名 のドキュメントをご覧ください。

公開

アプリのパッケージと署名が完了したら、インストーラーをオンラインにアップロードして、アプリを直接ユーザーへ自由に頒布できます。

より多くのユーザーがアクセスできるように、各オペレーティングシステムのデジタル配信プラットフォーム (アプリストアなど) にアプリをアップロードすることも可能です。 この場合は直接ダウンロードするアプリとは別のビルド手順が必要です。 詳しくは、各アプリストアのガイドをご確認ください。

更新

Electron の自動アップデーターを利用すれば、ユーザに新バージョンのアプリケーションを手動ダウンロードさせることなく、アプリケーションの更新を届けられます。 Electron での自動更新の実装については、アプリケーションの更新 のガイドをご参照ください。