Node.js ネイティブアドオンと Electron 5.0
Electron 5.0 でネイティブな Node.js アドオンを使用しようとして問題が発生している場合、 V8 の最新バージョンで動作するように更新する必要があるかもしれません。
さようなら v8::Handle
、こんにちは v8::Local
2014 年、 V8 チームはローカルハンドルを v8::Local
に置き換え、 v8::Handle
を非推奨にしました。 Electron 5.0 は v8::Handle
が削除されたバージョンの V8 を含んでいるため、それを使用しているネイティブ Node.js アドオンは Electron 5.0 で使用される前に更新する必要があります。
必要なコード変更は最小限ですが、未だ v8::Handle
を使用している すべての ネイティブ Node モジュールは Electron 5.0 でのビルドに失敗するため、変更されなければなりません。 Node.js v12 はこの V8 の変更を含んでいるため、 v8::Handle
を使用しているモジュールは次のバージョンの Node で動作するために どのみち 更新される必要があるでしょう。
私はネイティブアドオンをメンテナンスしていますが、どうすればいいですか?
あなたが Node.js 用のネイティブアドオンをメンテナンスしている場合、 v8::Handle
が使われている場所がすべて v8::Local
に置き換わっていることを確認してください。 前者は後者の別名に過ぎなかったので、この問題に対処するために他の変更を加える必要はありません。
また、 N-API は、Node.js の一部として V8 とは別に管理され、基になる JavaScript エンジンの変更からネイティブアドオンを分離することを目的としています。 詳細については Node.js ウェブサイト内の N-API ドキュメント を参照してください。